Freedom

駅から会社まで続く坂道。

都会の真ん中に緑のトンネル。

車はあまり通らなくて、せみの声が響く。

太陽がまぶしくて、歩いているとなんともいえない気持ちになります。

わくわくするけど、すこしせつない感じ。

耳をすませばを見終わったあとみたいな。

・・・わかりづらいよね。

いちばんすきな季節の始まりです。

パソコンになんて向かってられない。

海へと続く電車に乗ってしまいそうです。

ことしはどんな夏になるのでしょう。

海に行きたい。

チャリ旅したい。

浴衣をきたい。

花火をしたい。

こうやってやりたいことを考えられるのは

とても幸せなことです。

なんとなく過ぎていく毎日に、

ただ流されているだけのような気分になりますが、

それはすべて自分が選らんだ結果なのだということに気づきました。

東京に住んでいることも、

今はたらいていることも、

着ている服も、

食べているものも。

hiromiのすきなチャン・グンソクが言っていました。

「人生はBで始まりDで終わる。」

BはBirthで、DはDeath。

そして、間にあるのはC、”Choice”なのです。

隣の芝が青く見えるように、

ひとはひととくらべたがる生きものなので、

ほかの人のいる場所をうらやましく思うことがあります。

だけど今いる場所を選んでるのは自分だったのです。

やりたいことをやるって、いつからこんなにむづかしくなったのかな。

昔は、未来って無限大に広がっていた気がするのに。

ふつうに起きて、

ふつうにはたらいて、

ふつうにごはんをたべて、

ふつうに寝る。

そしてそのうちおくさんになって、

おかあさんにかわって、

いつかはおばあちゃんになって。

べつに誰に決められたわけじゃなく、

学校へ行くのも、社会で働くのも、

それがふつうだと思っていたので、

そうしてきたし、これからも

そうするのだと思っていました。

だけど、それは全部自分がchoiceしてきて、

これからもｃｈoiceしていくことなんだね。

おくさんになることもおかあさんになることも

ふつうではなくてすごく困難で奇跡的なことだしね。

夏のあつい日に

無限大に広がる青い空を見ていると、

やっぱり、あのころのまま無限大の可能性が広がっている気がしてきます。

けど、夏の始まりは秋へのカウントダウンであるように、

生まれたときから、ひとは死に向かっているので、

いつまでも小さなころとは同じじゃいられません。

やっぱり、ふつうでいいから

おくさんになりたいし、おかあさんにもなりたい。

夢を見ること、自由に生きること。

やりたいことだけやるのが自由じゃないのだけれど、

すこしでも多くじぶんのすきなこと、やりたいことをchoiseしていきたい。

そのために必要なのはchoiceできる場所に立っていられるよう努力すること。

そして、やりたいと思った時、それをchoiceできる場所にいるのなら、選んでみること。

あとからその選択をすごく後悔するかもしれない。

今のままいたほうが幸せだったと思うかもしれない。

だけど、今やってみたいんだからしょうがない。

迷っている時は止まってきる時。

だれかがそんな風に言っていました。

もちろん迷うことは必要。

だけどいつまでも同じところで足踏みしているんじゃあ前には進めません。

よくばりなわたしなので、

あれもしたいし、これもしたいし。

だけど、おんな・25さい、

世の中がそんなに甘くないことも知っています。

ひいたカードがジョーカーかもしれない。

でも、ゲームが変わればジョーカーだって切り札になる。

この3年間、ふわふわしていた気持ちを晴らすために決めた目標。

先のことはだれにもわからないから、

じぶんのchoiceを信じて。

Freedomを見つけにいこう。

駅から会社まで続く坂道。

緑のトンネルは、秋になって、

きっと黄色に染まるでしょう。

そして単純なわたしは

またあたらしい季節のはじまりに

わくわくしてちょっぴり切なくなるのでしょう。




今のきもちを残しておきたくて、
つらつらと書いたら長くなってしまいました。
カタチに残すことで、弱いじぶんを奮い立たせるために。
まとまらない長文ごめんね。